トキめき! 新潟国体
第64回国民体育大会第1話

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9月23日(水)
8時00分に少年女子チームとともに広島工業高校弓道場に集合。
少年男子は上着を胴着に着替えて、近的2立ち、遠的2立ちの練習する。
保護者の方の目を気にしてか、幾分、緊張気味である。

10時00分に保護者(恒松さん、佐々木さん、玉木さん)の車にそれぞれ分乗して広島駅に向かう。
途中、渋滞に巻き込まれるが、予定通り10時30分に広島駅到着。
改札口にはご家族の方が、すでに来られていた。
(崇徳の弓道部員は新型インフルエンザ感染者が出たため、見送りは中止にした。)

改札口を通過し、エスカレーターでホームに上がる。
ご家族の方とゆっくり話しをする時間もなく、ホームに入ってきた「ひかり552号」に、
皆は照れながら乗車する。
10時48分、14番線ホームからゆっくりと走り出した。見送りの振る手のひらが消えていく。

全国大会への出立(しゅったつ)は、いつも心がトキめく。

車窓からは見慣れた山陽の光景が目に映る。
しかし、朝が早かったせいか、すぐにうつらうつらと夢心地になる。





12時21分に新大阪駅に到着。
すぐに、向いのホームに到着した「のぞみ345号」に乗り換え、12時27分に出発。
車両の一番後ろの席なので、他のお客さんに迷惑をかけずに弓具・荷物が置ける。
空には霧がかかり、途中、富士は裾野をわずかに見せるだけであった。

東京駅に15時03分到着。
上越新幹線「MAXとき329号」に乗り換える。
上越新幹線は初めての経験。見ると2階建ての1階側の席。ずいぶんと低い。
座ると目線は、ホームの足下になる。
静かに走り出したが、景色はまったく見ることができなかった。
17時15分に新潟駅に到着。広島駅からおよそ6時間30分の旅程だった。

MAXとき329号」から降り立った瞬間、皆、気持ちが解放されたのか
「新潟の名産は?新潟の美味しいものは?」と話しが一気に新潟の地に集まる。
間もなく、駅前の「東急イン」に着く。指定の宿(ホテル)だ。







翌日・・
9月24日(木)
8時00分
駅レンタカーのグレーの「カローラ」に乗って、ナビに従い試合会場へ。
途中、車窓から、一面に広がる新潟の「越後平野」を目にする。
広大な自然に触れて、心も広がる。

8時30分に新津の試合会場に到着。
早速、弓具を降ろし、控え室へと向かう。
すでに、少年女子が弓道衣姿で、試合会場に移動するところだった。
こちらも、体操、素引きを行い巻藁場へと移動する。

練習会場は、まだ工事中で使用できない。明日からの使用となっている。
午前中は、人が少なく近的の試合会場で何度も立ち練習が出来た。


第2話