第13回山口弓道フェスティバル

平成22年5月2日~3日

西日本の強豪チームを中心に、「維新百年記念公園弓道場」に集い闘う弓道フェスティバルが、
5月2日、3日に行われた。

公園の名前がいい。
幕末に、死闘を繰り広げた「志士」の方々(吉田松陰・高杉晋作等)の名前が浮かんでくる。
  ちょっとお勉強⇒ *「志士」=(名誉・利欲はもちろんのこと、自分の命をも顧みず、
                国家・社会のために尽くす、志の高い人)《新明解より》

「その明治維新後、100年を記念してつくられた公園」という意味だと推測する。
この地に足を踏み入れると、自ずとその高い志が伝わってきて、気持ちが高まる。
来年は、この山口の地で国民体育大会が行われる。

開会式のメイン会場も、この維新公園内に建設されていた。
弓道フェスティバルには、昨年活躍した地元高校生のOBやOGも、多数応援に来ていた。
今年も、参加した弓道部員全員が、会場準備から後片付けまで、一生懸命に取り組む。
また、自校他校に関係なく、応援する姿も、とてもすがすがしく感動的であった。
弓道フェスティバルは、競技に関して学ぶところが多くあるのはもちろんのこと、
この大会を通して、部活動のあり方を学ぶところの多いすばらしい大会である。

◆男子参加校( 25校 30チーム 173名 ) ◆女子参加校( 20校 27チーム 153名 )
鹿児島 1、加治木 2、岩川 鹿児島 1、加治木 
長崎  3、長崎海星 4、佐世保実業 長崎  2、長崎海星
熊本  5、秀岳館  熊本  3、秀岳館 
佐賀  6、伊万里     7、唐津東  佐賀  4、伊万里 5、唐津東 
山口  8、宇部中央 9、南陽工業 10、下松工業 11、岩国工業 12、下関工業 山口  6、宇部中央 7、宇部西 8、徳山商工 9、下松工業
広島 13、広島工業 14、崇徳  15、広島工大 16、呉工業 広島  10、呉工業 11、呉宮原
岡山  17、興陽 18、髙松農業 岡山  12、興陽 13、岡山南
島根  19、出雲 20、江津工業 島根  14、出雲 
鳥取  21、米子工業 22、倉吉西 鳥取  15、倉吉西
愛媛  23、松山工業 24、松山東 25、新田  愛媛  16、松山東 17、新田
     高知  18、土佐女子
  滋賀  19、東大津
  茨城  20、清真学園
左から二人目が大会委員長の「西村喜代巳」先生(宇部中央高校)

【大会1日目】

予選  女子27チーム ・ 男子30チーム
決勝トーナメントに進出出来るのは、16チーム



早朝のミーティング風景、真剣そのもの

試合前の素引き練習

はきものを揃える。
はきものを揃える心が、みんなの心にも届く。

はきものを揃える心は、山口フェスティバルの大会精神を象徴している。

招集係の実藤(加治木)先生「どこも すげーっ!」

緊張の第二控え

「今年の仕上がり具合は・・・むむむっ」 
「君ィ 急いで、急いで!」

「君ィ 急いで、急いで!」
 「うーん・・・ どの手を使おうか?」

「射場へ厳しい視線が注がれる・・」

 「えーっと  次の対戦相手はどこだったかな」

第二的前審判「なぬっ!この矢は どっちかな 」


初参加の加治木高校


呉宮原高校

崇徳高校(福原・梶村・佐々木・住岡・堀)

惜しみない拍手と爽やかな応援が続く

応援の生徒・保護者も真剣に観戦する

宇部中央高校

崇徳高校

秀岳館高校

崇徳高校の「落」
秀岳館高校


大会1日目 女子団体 優勝 秀岳館高校

大会1日目 男子団体 優勝 崇徳高校

女子団体 準優勝 宇部中央高校

男女ベスト4が表彰された

【女子】 1位 秀岳館 2位 宇部中央 3位 倉吉西 4位 出雲

【男子】 1位 崇徳 2位 岩国工 3位 下松工 4位 倉吉西

手にしている優勝賞品はなんと「玄米!」

大会2日目
予選  女子27チーム ・ 男子30チーム
決勝トーナメントに進出出来るのは、わずかに 8チーム

維新は、本当にすばらしい道場! 幕末の志士に感謝!
放送・記録を「唐津東・宇部中央・呉宮原」の生徒が担当


ここは遠的の道場 (控え室の一つにしてある)



昨年、全国で活躍した「宇部中央高校OG」と一緒にパチリ

      秀岳館 監督 福田先生

      倉吉西 監督 福光先生


真剣な観戦が最後まで続く
準優勝 長崎海星高校
大会2日目 男子団体 優勝 崇徳高校44
大会2日目 女子団体 優勝 秀岳館高校
男子】 1位 崇徳 2位 下松工 3位 出雲 4位 倉吉西   【女子】 1位 秀岳館 2位 長崎海星 3位 加治木 4位 興陽