第66回国民体育大会中国ブロック大会

8月21日
倉敷市営弓道場

広島県少年男子 4連覇!【4年連続・総合優勝】
山口国体の出場決まる!

この度の《中国ブロック大会》は、山口県で国体が開催されるというので、少年男子と少年女子は開催県の山口県を除く4県の中から、1県のみの本国体出場という、今までにない厳しい出場枠となった。
遠的競技(2立)が午前中に行われ、午後から近的競技(2立)が行われる。
午前中の遠的競技を制したところが、絶対有利になる。
8月8日の夕刻に、北東北インターハイから帰ってきたその翌日から、遠的の練習が出来る広島工業高校に、毎日、崇徳の選手は通う。

本当に、久しぶりに遠的の練習をする。

少年男子は崇徳の「岡本健吾」「枡本 龍」と、広島工業の「森本紘成」の3選手。
少年女子は広島皆実の「山口晴希」「青木綾香」と、呉宮原の「平本衣里賀」の3選手。
昨年同様、ミニ国体突破目標ラインを遠的・近的ともに設定して取り組む。

練習期間中に、広島工業高校の先生方、及び弓道部員の皆さんには、ご協力いただき、誠にありがとうございました。 
この場をお借りして、お礼申し上げます。 

広島工業高校弓道場
岡本(崇徳) ・ 森本(広島工) ・ 枡本(崇徳)
山口(皆実) ・ 平本(呉宮原) ・ 青木(皆実)

8月15日(月)

8:30に広島を出発して、
昨年同様、他県に先んじて、10:30に倉敷市営弓道場に入る。
今日から、ミニ国体当日までの7泊8日の強化合宿が始まった。
この日、練習をしていると、お昼に鳥取県の少年男女の国体チームが到着した。
あいさつを交わして、一緒に練習することとなった。昨年までは、鳥取県の先生方と「一緒に行きましょうね」などと、軽いタッチで話しをしていたが(昨年までは2県が本国体出場)、
今年は1県だけしか本国体には行かれないので、
互いに気を使いながらの練習となった。

【倉敷市営弓道場】

山本伊都海先生をはじめ、倉敷市弓道連盟の皆様方には、大変にお世話になりました。
あらためてお礼申し上げます。
誠に有り難うございました。

遠的の練習 (前射場が広島県少年男子)
鳥取県少年女子

8月21日(日)

《立順》 1、島根県  2、岡山県  3、広島県  4、鳥取県

大会当日の天候は荒れた。

しかも、雨のために、なんと、巻藁が設置出来ないという。
選手は全員、巻藁練習が出来ないまま試合に臨むことになった。

競技(遠的)は、少年男子から、始まった。
遠的の的は雨のため、霞んでよく見えない。
1本目を飛ばして、矢所を探るような始まりであった。

その1本目を、広島県少年男子は、3人全員が的中させたのは大きかった。
最初の1本目を得点したその点差が、最後まで2位との間を縮めず、広島県が逃げ切った。
遠的競技で広島県少年男子は1位を獲得し、前半戦は1歩リード。

後半戦で、他県が広島を追いかける形となった。

遠的競技(少年男子1回戦)
【島根県30点 岡山県64点 広島県73点 鳥取県39点】

岡本3 9 7 52473
森本5 3 9 320
枡本10 5 7 729

遠的競技(少年男子2回戦)
【島根県59点 岡山県70点 広島県71点 鳥取県74点】

岡本 5 7 7 72671
森本 5 7 9 930
枡本 5 10  0 015

◆遠的競技結果
少年男子 【①広島県144点 ②岡山県134点 ③鳥取県113点 ④島根県 89点】
少年女子 【①鳥取県106点 ②岡山県 84点 ③広島県 75点 ④島根県 69点】
成年男子 【①広島県126点 ②岡山県123点 ③島根県102点 ④鳥取県 95点】
成年女子 【①広島県102点 ②島根県 99点 ③鳥取県 79点 ④岡山県 79点】

昼食後、近的競技が開始された。
少年男子の1立ち目が終わった直後、
広島県、鳥取県の試合に入るや、雨が激しく降ってきた。
近的の的は、この激しく降る雨のため、狙いが定まらなくなる。
動揺したのか、広島県の大前は4本とも外してしまう。
矢所がほとんど見えない中、中と落が皆中させ、次に繋げた。

この後の、少年女子の試合は、雨が小降りになるまで、
一時、中断された。
当然、激しく降る雨や、およそ20分間の中断によって、
控え選手の心理に、なにかしらを与えたことは想像に難くない。

◇近的競技(少年男子1回戦)
【島根県10中  岡山県9中  広島県8中  鳥取県8中】
激しい雨の影響で、広島県と鳥取県は的中が伸びなかった。

岡本××××8中
森本○○○○
枡本○○○○

近的競技(少年男子2回戦)
【島根県7中  岡山県10中  広島県9中  鳥取県7中】

岡本○×○○9中
森本×○○×
枡本○○○○

◆近的競技結果
少年男子 【①岡山県19中 ②島根県17中 ②広島県17中 ④鳥取県15中】
少年女子 【①広島県16中 ②島根県15中 ②鳥取県15中 ④岡山県14中】
成年男子 【①広島県23中 ②鳥取県18中 ③島根県15中 ④岡山県13中】
成年女子 【①岡山県16中 ②島根県15中 ②鳥取県15中 ④広島県12中】

近的競技(少年男子 2位、3位)決定戦
少年男子は2位決定戦を島根県と広島県で行うことになった。

結果、広島県3中に対し、島根県2中となり、少年男子近的競技【2位 広島県 3位 島根県】となり、「遠的2位、近的1位の岡山県」と「遠的1位、近的2位の広島県」とが総合優勝を賭けて、競射を行うこととなった。
ここで、広島県少年男子の3人は無類の勝負強さを発揮した。

◇少年男子 総合1位、2位(本国体出場を賭けた)決定戦

岡本○ ○ ○岡山県
3中+3中+2中
森本○ ○ ○
枡本○ ○ ○

以上の結果、広島県少年男子が総合優勝し、山口国体出場権を獲得する。

◇広島県少年女子は、大逆転。
遠的競技3位に終わった広島県少年女子にもチャンスが巡ってきた。
近的競技の2位、3位の決定戦で鳥取県が3位となり、「遠的1位、近的3位の鳥取県」と「遠的3位、近的1位の広島県」とが総合優勝(本国体出場)を賭けて、競射を行うこととなった。
少年男子と同じく、勝負強さを発揮して、競射3回戦目で、広島県が1本上回り、総合優勝を勝ち取る。

◆総合成績(赤字が第66回国民体育大会出場県)
   少年男子 【①広島県 ②岡山県 ③鳥取県 ④島根県】

   少年女子 【①広島県 ②鳥取県 ③島根県 ④岡山県】

   成年男子 【①広島県 ②岡山県 ③鳥取県 ④島根県】

   成年女子 【①島根県 ②岡山県 ③広島県 ④鳥取県】

広島県少年男子チーム
笠岡博範(崇徳)  野崎昭秀(広島工)  山本忠欣(広島工)  吉田拓司(崇徳)
枡本 龍(崇徳)  森本紘成(広島工)  岡本健吾(崇徳)
広島県少年男子
広島県少年女子
広島県成年男子
広島県成年女子