第62回広島県高校総合体育大会

平成21年6月6日~7日

遠的競技
参加男子137名

団体戦優勝 《24射23中》

個人戦優勝《恒松洋吾郎 8射8中》

第2位《住岡 翼 8射8中》

第5位《佐々木 翼 8射7中》

恒松洋吾郎○○○○○○○○射詰○○○○
住岡  翼○○○○○○○○射詰○○○×

近的競技》 
参加男子304名

★参加304名中、8射8中は4名。
  西農、県工、崇徳2名(佐々木、中田)で個人戦の決勝射詰め競射を行う。
  射詰め競射の3射目で「佐々木」が早々と優勝を決める。
  残るインターハイ出場権(第2位)の切符をかけて、中田は県工の選手と競射を行うが、
  12射目を外し第3位となり、涙を呑む。
  なお、8射7中の住岡翼が第6位に、宍戸勇斗が第8位に入る。

予 選射詰競射
西農の選手○○○○○○○○×
県工の選手○○○○○○○○○○×○○○○○×○○○
佐々木 翼○○○○○○○○○○○
中田 和宏○○○○○○○○○○×○○○○○×○○×

個人戦優勝 《佐々木 翼》 

第3位 《中田和宏》

★団体戦は決勝リーグの最終戦で県工と優勝をかけて戦う。

 行射時間の早い崇徳は、早々に17中を出して、本座に座って結果を待つ。県工はまだ、3射目の途中。この時点で、県工は3本外しているので、勝ちはない。この後、全てを的中させて、競射に持ち込むしかない。

  県工の選手は、その後、一射ずつ的中させていく。すさまじい緊張感が場内に漂う。1本、また1本と看的板の○印を積み重ねていく。最後の落ちの4本目が見事に的中し17中となり崇徳に追いつく。場内は県工の横皆中の拍手と同時に歓声があがる。

  「いよいよ最後の決戦だ。予備矢の準備をしなければ。」と思いながら、的前に目を向けると、いつものように、的前審判の的中確認が始まった。「一番的、3中です。」「二番的、2中です。」「3番的、4中です。」「4番的、4中です。」そうして、運命の5番目の、崇徳の落ちの的中確認に入る。的前審判は、何度も的を確認した後、なんと「5番的、3中です。」と大きな声で射場に向かって発する。5番の看的表示板には、はっきりと「◯◯◯◯」と丸が4つ縦に並んでいる。

 ・・・耳を疑った。

 再度、更に再々度、確認を求めるが、看的の表示の4中は誤審であったことが判明。
  5番的の看的表示は「◯◯◯◯」から「×◯◯◯」に訂正されて、・・・「只今の結果、崇徳16中、県工17中、よって、県工の優勝!、崇徳の準優勝!が決まりました」と進行係が、大きな声で場内に放送する。競射と思っていたのに、なんという結末。こんな負け方になるとは・・・。

 天が県工に味方したのか・・・、本当に無念である。