第8回黒萩古今杯12県盟友高等学校弓道錬成大会

平成22年9月19日〜20日  山口県弓道場
(維新公園内)




中央が『黒萩 古今(くろはぎここん)』先生


『盟友』とは「互いの志し高く」、「堅い約束を結んだ友人・同志」という意。

『錬成』とは「心身を鍛えて、立派な人間に育成すること、またそうなること」の意。

【黒萩古今杯】とは、選ばれた『盟友』たちが1年に1度の初秋に、「維新公園」に集って錬成する大会である。




9月18日(土


この日、崇徳高校は4校時まで授業があり、授業終了後の 13:30に学校を出発する。

15:40に、宇部中央高校弓道場に到着。

すでに、広島工業、呉工業、呉宮原、宇部中央、唐津東、岡山南が練習をしていた。

他県他校の先生方と、近況の報告などを交えながら、挨拶を交わす。

「盟友」の、言葉少なくとも、「幾分の懐かしさ」と「互いの温かさ」とが交流する瞬間である。

この時が、とっても いい 。

そうして、「今年も、黒萩杯に来れた!」という実感が沸いてくる。

(昨年は、新型インフルエンザに部員が感染し、出場を余儀なく辞退。 残念な思いをする。)

練習が出来るのは17:00までなので、失礼をも顧みず、袴を着けずに練習をさせていただく。


















黒萩古今』先生 と 『崇徳高校弓道部』

     【後列】              竹政(2年) 中島(1年) 岡本(1年) 松田(1年) 吉田(顧問)
【中列】 笠岡(前顧問) 宗本(2年) 堀(2年) 枡本(1年) 梶村(3年) 横川(3年)
        黒萩先生




9月19日(日)大会初日、7時30分にはほとんどの学校が集まり、皆で協力して大会の準備を行う。










前年度・優勝杯返還 並びに 開会式



















大 会 会 長   黒萩古今
大 会 理 事 長   西村喜代巳
大 会 顧 問   山本忠欣  竹村 九
大会実行委員長   時津正純
射 場 審 判   黒萩古今  山本忠欣  竹村 九
的 前 審 判   井手(唐津東) 小山(米工) 清水(倉西) 牧田(倉西) 今津(宇部中央) 山根(岩工)
  藤本(呉工) 深見(岡工)
進      行   笠岡(崇徳) 仲西(岡工) 内山(徳商工) 福光(倉西) 
招 集 掲 示   渡部(出雲) 実藤(加治木) 古賀(伊万里) 福田哲(唐津東) 小野(岡山南) 流(出雲) 
  泊(加治木) 堤(伊万里)
記      録   宮岡(呉宮原) 大平(宇部中央) 原田(下松工) 安武(呉工)
総      務   時津(佐賀) 西村(宇部中央) 河野(宇部西) 木村(海星)
国      体   福田(秀岳館) 吉田(崇徳) 丹治(松農) 宮島(秀岳館) 伊村(下松工) 岩田(出雲工)
  青木(邇摩)  御船(倉敷天城)

参 加 校
男  子 女  子
岡 山 岡山工業   岡山工業  岡山南
鳥 取 倉吉西  米子工業 倉吉西 
広 島 広島工業  崇徳  呉工業 呉宮原 
島 根 出雲 出雲
山 口 宇部中央  下松工業  岩国工業 宇部中央  宇部西  下松工業  徳山商工
佐 賀 伊万里  唐津東 伊万里  唐津東
長 崎 海星 海星
熊 本 秀岳館 秀岳館
鹿児島 加治木 加治木

国 体 出 場 校
男  子 女  子
広 島 崇徳3 岡 山 玉野商業1 岡山南1 倉敷天城1
島 根 江津工業1 邇摩2 山 口 宇部中央2 高森1
熊 本 秀岳館3 熊 本 秀岳館3
(山口) (岩国工業1 南陽工業1 下松工業1)












巻 藁 場










招 集 場 所











初参加の鹿児島県立加治木高校の
(とまり)先生(左)と実藤(さねとう)先生(右)。
実藤先生は、
2年前までは広島の三原高校の先生当時写真
昨年度から県外交流で
鹿児島県の加治木高校に赴任。
実藤先生から
「鹿児島に行くんだぁー」と聞いた時には、びっくり!
「えーっ、うっそー!」 
いやーほんとー 笠岡せんせー!
といった会話をしたのが1年半前。
あれから、1年半経って、黒萩杯で会うなんて、
夢にも思っていなかった。
今度は、「プチ感激!」

話しは変わり、ここで「(とまり)」の字に、一言・・・。
「泊」という漢字の意味には、
以前から合点がいかない。
「サンズイ」は「川」や「水」を意味し、
その「(つくり)」が「白」。
それで「とまる」の意は、おかしい。
スッキリしない。
ある時、「(さら)す」という漢字が目に止まった。
「日」が「西」にあるのに、
「さらす?」 これぇー、絶対に変だぁー。

ここからは私見。
実は、大昔の漢字作成者が、
ちょこっと、いたずらをして、
「泊」と「晒」の意味を、入れ替えたのではないかと。
「川」で「白い布」を「さらす」
「日」が「西」に傾いてきたので、
宿に「とまる」が本当なのではないかと。


(注)辞書の解字とは、全く異なる解釈をしておりますので、
 
   ちょっとしたウイットだと思って読んで下さい。 

   次にお会いする時にご意見を。















記録・放送係


記録係は宇部中央高校の1年生が頑張りました。

的中数を瞬時に計算して、勝ち負けを

放送係に伝えなければなりませんでした。

それに加えて、4本目ルールがあったので、

同中の時は大変でした。


アナウンスも宇部中央高校の1年生が頑張りました。

最初は、焦って間違うことがありましたが、

アナウンスを重ねるごとに、上達をしていき

しだいに通る声で、

すばらしいアナウンスを、皆に届けました。

そのすばらしいアナウンスを聞いて、

皆、プログラムに記録を書き込むことが出来ました。


〜アナウンス〜

   「ただ今の立ち


    第1射場 ・・高校、 第2射場・・高校、・・・・・」

   「先ほどの結果、 前射場 9対7で・・の勝ち

    後ろ射場 8対10で・・の勝ちが 決定しました」 と。











第1控





緊張の時































T定規を使って、

トーナメント表を作成しているのは

出雲の渡部先生。

なかなか、根気のいる仕事です。



一方、こちらは遠的射場。


国体出場チームの試合会場となっている。

7チームのリーグ戦。


「えーっと、黄色が1つで、赤が3つで 青が2つで、
 
 ほんでもって、黒が3つで、白が2つ。

 これで 幾つになると? すぐに 計算ばぁーして。」



「げーっ!・・・◇×☆○??? わかりましぇーん。」






「どげいに なっとるんかいのー。」




「いやー、結局、 これがぁー

 あっちばぁー いったり、

 こっちばぁー 来たり しよっとよ。」


広島県


山口県


熊本県


島根県


山口県


岡山県


熊本県




7チームによる予選リーグ戦







上位4チームによる決勝トーナメント戦